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Photography

一年の半分が経ちますね

2021.06.12

COLUMN

一年の半分が経ちますね

やはり天気の良い日は元気が出ます。
私の事務所は陽当たりも眺めも良くて、お天気の日はそれだけでご機嫌になるのですが、そんな時にいつも太陽って尊いなあと感じます。
どの天気も美しく目に映るものですが、元気がない時は太陽浴びて美味しいご飯を食べるに限りますね。最近食欲がなかったのですが、太陽を浴びるだけでも生きていけそうな気がします。(そんな訳はない)

さて人生において大切なことのいくつかに、出会いというものがありますが、仕事においてはとても恵まれていると感じています。写真を撮る仕事というのは、撮って終わり…というわけではなく撮影の内容によってはその被写体に深く関わっていくことも出てくるのですが、お話を聞いたり姿を写したり、その過程の中で大いに私自身も影響を受けることがあります。

特に独立してから大きな出会いがいくつかありました。
「責任を持つこと」「コツコツと丁寧にやっていくこと」など、仕事をする上で当たり前のこと、特に年齢を重ねるほどに出来ていると思いがちなことを、それが一番難しいことだと教えてくださる方々がいます。
その方々にはとても可愛がっていただいていて、仕事以外でも楽しい時間をご一緒させていただくのですが、心のどこかで少し焦ってしまう自分もいたりしますが、その方々はご自身と常に向き合って向上心の塊で、常に動いていて、前へ進んでいて…その背中をいつも見ています。

よし、頑張ろう。今もこれからもそれだけしかないんだと、自らの姿で私に教えてくださっています。
かっこいい大人たち。私もそうなるのが目標です。

本日の写真

私のその大きな出会いのひとつが「遼有堂」さんです。数寄屋大工の技術、感性で多くのものを造られています。
我が事務所の大きなテーブルも遼有堂さんにお願いをしました。写真はそのテーブル制作時の風景です。(テーブルのご紹介はまた今度)
元々の出会いは遼有堂さんが製作した家具などの撮影のご依頼をいただいたことから始まりです。とても素敵なご夫婦で、とても大好き。
光栄なことに撮影をする際はお任せいただいています。その家具など、見ればひと目でわかる美しさ。繊細でエッジがきいていて、技術そのものに纏う美しさ、実際の製作風景を撮影してなるほど、と。
制作時では同じ空間にいるにも関わらず、異なる世界を覗いている気分になりました。

ああ、美しい。
ご一緒させていただくと、その時もその後もしばらく良い言葉がポロポロと溢れてくるそんな方々です。


さて、もう6月も半ば。一年の半分が経とうとしています。
一年って本当にあっという間です。短いようで長いようで。
梅雨入りはもう少し。夏はその先。
力強い太陽が待ち遠しい今日この頃です。


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