2022.03.20
花の咲き初めの姿はぽんぽんと音を鳴らしているような気がして、春の音が目でみるような聞こえるような不思議な感覚になりそれがこの時期の楽しみだったりします。
気がつけばあっという間に空気の色が変わってきました。世界がだんだんカラフルになってきますね。
花粉で世界が黄色だなんて思わない…。(鼻むずむず)
さてさてフリーランスというと意識して休みを取らないと気がつけば毎日仕事をしていたりするのですが(それも好き)最近は時々休みを作るようにしています。時勢もありますので十分に行動に注意をしながらイベントや食事に出掛けていますが、先日とても素敵なイベントが東京青梅市でありましたので行ってきました。
「注文の多い料理展 at MANSIKKA」
とても素晴らしいイベントでした。東京の西の端に10日間だけ現れたイーハトーブ。
小学生の頃、宮沢賢治の本をずっと読んで過ごした私にとって心待ちにしたイベント。
宮沢賢治の画本を数多く手掛けたイラストレーターの小林敏也さんにお会いすることもできサインをいただいたり、二日間だけの特別なガラディナーでは席をご一緒させていただいて、時間全てが宝物になりました。
子供のころ特に夢中になって読んでいたよだかの星。今回改めて画本を手に取りましたが帯に書かれた敏也さんの言葉は心を打つものでした。
ああイベントのこと、書き出せば話し出せば止まらなくなってしまう。
主催の方々はお仕事をご一緒したりと良く知る皆さんばかりでしたが、なんていうのかな、知ってるから言うんではなく本当に素敵でした。空間、デザイン、作品、料理、佇まい…企画の全てが心に残る良い時間。きっとまた新たに素敵なことを企画しているのだろうなって思うと、今からそれがとても楽しみです。
注文の多い料理展の様子です。