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Photography

ふたりで歩いていく道

2021.08.28

COLUMN

ふたりで歩いていく道

暑さも少し落ち着くのかと思ったら酷暑。
油断していると熱中症になりそうなそんな日が続いています。
さらに世の中ではコロナが猛威をふるっており、不安や恐怖が現実身を帯びてきました。
それでも街にはたくさんの人、そして奥多摩にも連日多くの方が訪れています。
それに伴ったさまざまな議論を交わす姿を見るにつけ、果たして何が正しいのだろうかとふと考えてしまうこともあります。時にあまりに攻撃的な言葉を目にすることもあって、コロナという言葉の下に許されてしまうのかとも思いますし、理由はされど蓄積された不満がそうさせるのかもしれないな…となんとも言えない気持ちになります。
攻撃をもって何かを正当化するのは緊急時に起こりやすいのかもしれませんね。


生きていくことと仕事をすることは直結していると私は常々感じています。
これからも感染に気をつけ、ご依頼くださるすべてのクライアントさま、そしてクライアントさまが見ているそのさきの皆さまと真摯に向き合っていくことを改めて強く思います。

山の中での撮影

columnかworksかカテゴリーに悩みましたが、今回はcolumnで書くことにしました。
友人の結婚記念の写真撮影を行いました。
ふたりとも自然を身近に過ごしてきていて(旦那さまは自然の専門家、奥様も自然とともに生きてこられました)ふたりにとって思い出の場所であり、現フィールドである大切な場所での撮影です。
撮影中のふたりのやりとりはとても愛おしく、ふたりで歩いてきた道とふたりで歩いていく道、その大切な場所で記念の写真を撮らせていただけたことをとても嬉しく思いました。

誰かが誰かを思う姿は本当に美しい。いい時間でした。



大変有難いことに様々な撮影をさせていただくようになりました。
「どんなフォトグラファーになりたいのか」これは私の敬愛する方に言われた言葉ですが、これを聞かれた時にはっきりと言葉にすることができませんでした。
仕事をしないという日はほぼないのですが(フリーランスってそういうこと)、仕事をしていると頭の片隅にいつもその言葉があります。
しかし最近は少しずつそれが明確になってきたように思う…と言いたいところですが、言語化にはまだ時間がかかりそうです。

日々考えて考えて考える、そして行動する、ということの繰り返し。
その先にあるものは良いものに、そして意味のあるものにしたい。そんな風に思います。



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