2024.06.01
太陽の日差しは強いけれど風は冷たくて心地よい、そんな日が続く5月らしいお天気でした。
皆さま元気にお過ごしでしょうか。
先月の私、なんだかあっという間に時間が過ぎていったように思います。
そんな中、以前お仕事でご一緒した彩さんの撮影をさせていただきました。
彩さんの第一印象はふわりと花びらのように可憐なひと。
ヨガセラピスト、翻訳家、モデル…さまざまなお仕事をされています。
今回の撮影は海辺を中心に街を歩きながら進み、お話をたくさんする中で第一印象の可憐さに加え強く聡明な女性だなと感じました。
さて、そんな彩さんを私はどんな風に撮るだろう。
撮影前に色々とイメージをしていましたが、ご本人を目の前にして撮影前にイメージしたそれには自分のエゴが出ていたことに気がつき、撮影を始める頃にはまっさらな状態へ持っていきました。
誰かを知った気になってしまうのはとても怖いこと。
それでも共有した時間の中で知ることのできた彩さんの瞬間瞬間を大切に収めました。
写真とは…と話し出せば、人の数だけ現場の数だけ答えがあると思います。
常々私も自分自身に問いかけていますが、今回の撮影では自分の原点を思い出す機会にもなりました。
写真を撮るのが好きだということ。
写真で苦しみ写真で救われる、そんな日々でもあります。
さて6月に入り梅雨の気配。
雨のしっとりした景色はとても好きです。
植物たちもいきいき、キラキラ。
今月も元気いっぱい過ごしていきたいと思います。