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Photography

それは誰のために

2024.05.01

COLUMN

それは誰のために

早いもので5月。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先月は撮影のご相談やご依頼をたくさんいただき充実した日々でした。
いくつかのお仕事は既にリリースされたものもあり、写真という形で関わらせていただけたことをとても光栄に思います。
写真を残したい、写真が必要だ、その際に山口はどうだろうかと私を思い出してくださった皆さまに心より感謝いたします。
いつもありがとうございます。


季節は春なの?夏なの?まだ寒い日もある…を繰り返しながら進んでいますが、気温が上がるのが早かったせいか大敵のムカデも早々に現れて今も尚戦っています。(むしろこれからが本番)
私にとって共存というには難しい相手ですので、しばらくの間この戦いは続きそうです。

そんなこともありどうやら少し戦闘モードな私ですが、先月は映画を観たり展示に行ったり散財したり(鍋を2つ買う)、本を読んだり…自分のこれからについてじっくり考える時間をつくれてなかなか良い過ごし方ができました。

その中で大きな目標をひとつ立て、それを実現するためにその道のプロの方に相談に乗っていただくという、まずは…の一歩を踏み出しました。
この目標については私の写真の仕事へ直結しているため、明確な着手が出来次第お知らせいたします。

それは自分にとってとても気がかりだったり納得のしていない部分にも触れていることなのですが周りの人はそこまで気にすることではないよと気を使ってくれることが多く、それでも私の心の内では「そんなことないしハッキリ言ってくれていいのにっ」と拗らせ感が強めになっておりました。
しかしその専門家の方は的確な言葉でさらりと指摘してくれそのもの言いには根拠と誠実さがあり、納得と安心感を覚えました。
まずは私がこれからすべきことはシャカリキに頑張るということのみ。
早く実現できるよう進んでいきたいと思います。

仕事をちゃんとする、というのは働く誰しもが向き合っていることだと思いますが、果たして私はそれが出来ているのだろうか、ご依頼してくださる方が喜んでくださる仕事ができているだろうかと相変わらず問答の日々です。

軸をしっかり持ち安定した姿勢で全てに向き合える自分になることも心掛けたいことです。
そのためには自分なりの豊かさを心にも身の回りにも持つことが大切だなと思っています。

そんなわけで最近は素敵なもの心が動くものへの瞬発力を高めているのですが、その一つが映画鑑賞です。
嬉しいことに私の住む町には映画館があって思い立てばすぐに行くことができます。
最近では建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルトのついて描かれたAALTOを2度ほど観に行きました。

印象的な言葉がいくつもあり、まるで本を読み解いているかのような映画。
私が好きな建築家やデザイナー、そのほかの職種全てに共通するのは「人のため」を考えられる人なんだなと映画と同時進行で頭の中で色々な方の顔を思い浮かべました。
そして音楽が素晴らしくて今はその音楽をどうにか身近で聴けないか調べているところですが、なかなか情報がなく…。
どなたかフィンランドの映画音楽に詳しい方がいましたら是非情報をいただけると嬉しいです。

さてさて、花や木々虫たちもいきいきと動き出しました。
私も自然に習いいきいきと過ごしたいと思います。
お仕事のご依頼も是非お待ちしております。
今月も頑張るぞー。

本日の一枚

家や事務所では植物をたんまりと育てておりますが花も好きで飾っています。
いろとりどりのその姿をこれからも写真におさめていきたい、花は私の心を無条件に揺さぶる存在です。

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