

2025.11.01
雨の多い10月が終わりました。
皆さまいかがお過ごしですか。
既に寒いと感じる日もちらほら。事務所ではストーブに火を入れて暖を取る時間も出てきました。
先月は手帳や日記を読み返してようやく日々を思い出せるほど、心身ともに駆け抜けた感がございます。ひとつひとつを振り返ればたくさんのクライアントさまのお顔が浮かびます。嬉しくも背筋が伸びる瞬間でもあります。
今月で半年ほどかけて行っていた撮影がクランクアップし一息ついております。
様々な場所、その先々で出会った皆さまとの時間はとても貴重なものとなりました。
撮影は各現場で調整が入るためその場で諸々と決めていくことが多く対応力が試されるものでしたが、現場の皆さまのお力添えもあり無事に終えることができました。
それぞれが持ち場を守り揺らがず進めることが何よりなのだと改めて思う機会でもありました。
ますますこれからも頑張る、そんな決意にも繋がる日々です。
さて11月もたくさんのご依頼をいただいておりどの撮影も心から楽しみです。
そしてクライアントの皆さまの期待以上のものが撮れるよう頑張りたいと思います。
今月もよろしくお願いします!
雨が降った撮影の日、「晴れないかなあ」と空を見上げた時の一枚。
雨は好きです。静かで潤う。
ふいに撮ったその写真は私の心のまま嘘のないものような気がしています。
だからこうしてお見せすることに一ミリも迷うことがありません。
けれどどこかしら違和感を持って撮りつづけたものはどうしたってそれを拭えない。
その違和感はなんなのか、永遠に悩んでしまうこともあれば答えが明確に見つかることもあります。ただそれを言葉に出すかどうかもまた状況に応じて変わりますが、写真は可視化するものでもあり、アンカーに近い存在だということを忘れず責任を持ちこれからも進もうと思います。